知床攻略 カラフト鱒奪取電撃作戦

カラフト鱒 釣りツアー 2012年 8月26~29日

ウトロの風景

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知床半島の人が営む最東端の町、ウトロ。漁港があって、ホテルがいくつかあり、道の駅があって、半島を巡る遊覧船が4社。蝦夷鹿のツノを加工したお土産屋があり、観光の町。 我々旅行者はすばらしいところと思うも、宿泊ホテルの若い地元女性従業員は何も無いところと憂う。

ホロベツ川

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河口が3~4mの川。ここをカラフト鱒は遡上し産卵の場所とする。雄大なオホ-ツクから故郷としてもどる川は、想像に反しあまりにも小さな川。 ここで生まれ、オホーツクに出て、3~4年してここに戻り、生涯を全うする。何ともドラマティックな生き物。

オホーツクの風景

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限りなく透きとおった水面。遠くには樺太・択捉の日本固有領土。この頃の海は穏やか。水面下でカラフト鱒は生涯をかけた遡上の準備、 真水に慣らすため回遊している。ここが我々の釣りのステージ。

特攻作戦の様子

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釣り人の想い全開、戦闘モード。6人2日間で17匹の釣果。多い少ないも、全員が釣り上げて満足。バラしも多いが、過程のバトルが楽しさのひとつ。

ウトロの動物たち

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まさかのヒグマに遭遇、釣り場の後方20m程のところに出没。我々の方には来ず、海岸線沿いに移動。ホットしたのもつかの間、 離れて釣りしてた釼持さんがこちらに向っている・・ヒグマとの差約10m。八合わせ寸前、誰もが最悪のことを想像。手振りし戻れも通じず互いに接近。 携帯が繋がり釼持さん状況把握。後にもどりヒグマから離れる。ヒグマも山側に向かい、事なきをえた。

オホーツクの夕景

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ホテルからオホーツクの夕日を記憶にシャッター。空気が澄んでいて、きれいな海、穏やかな人々の営み。何度も来たくなるところ。

知床半島

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世界遺産、知床半島。断崖絶壁、人を寄せ付けない神の聖域。その全容は未だ誰にも知らしめず。陸からは行けぬ未踏の領域。 海から近づくも、人を排する風貌。眺めて自然の大たることに敬意を表す。ここにヒグマが生きること、理の当然なり。人知の近づく術はなし。

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